誰にも言えない秘密を抱え込み
苦しみをひた隠しながら
偽りの明るさで人は生きてゆく

吐露すべき場所も
身を休める場所も
何一つ見つけられないまま
己自身を不確かなもので傷つけ
心のどこかで赦しを請い続ける

この 気が遠くなりそうな心臓の痛みを
どうやったら止めることが出来るのだろう?


ただひたすらに己が傷つくことを怖れ
何一つ語れぬままの私に