セラミックの螺旋階段で 骨を粉々に砕いた 記憶


嘘が立ちこめる鏡の向こう
艶やかな笑みの君がいる

その白い首を絞めてもいいかい?
聞き飽きた声で喘いで見せてよ

相変わらずのレプリカント
出来そこないのチップを積んで
プラスティックのマネキンが
踊り狂うのを待っている



ボクの手を取る強さもないくせに
止めどなく流れ涙の訳を
足らないメモリの所為にしている

そんなにキカイのカラダが大事?

時代遅れの操り人形
軋む間接に怯えながら
木製の木偶の坊が
バラバラにされるのを夢見てる



壊れたテープレコーダーが
けたたましい音を立てて

ヘッドフォンが向こう側から鳴らす
無機質な断続音を聞いていたい

プラスティックのマネキンが
踊り狂うのを待っている
セラミックの螺旋階段で
骨を粉々に砕いた回想


憶追 たい砕に々粉を骨で段階旋螺のクッミラセ